名古屋、名駅の畳敷きのバーカウンターでカクテル、ウイスキーを
日日是好日
先代の想いを受け継ぎ
前オーナーの曽我氏は、
海外の蒸留所に何度も足を運ぶほど、
ウイスキーに愛情を注いできました。
カウンターに立つ時は常に
ホワイトジャケットに身を包み、
立礼時代からの常連様をはじめ、
多くのお客様の期待に応えてきましたが、
体調不良により現役を退く事に。
その後、屋号や空間はそのままに、
その真っすぐな意思を受け継ぎ現在に至ります。
バー 直心の源流
-
名古屋市・名駅南のオーセンティックバー
「バー 直心(じきしん)」。
当店は二〇一六年に惜しまれながら閉店した
「バー 立礼」の想いを受け継いだ
バーテンダー・曽我氏が二〇一九年一月に
開業したのが始まりです。 -
立礼と直心は、共に茶道でも用いられる禅語。
立礼とは、西洋文化が入ってきた事により、
畳や床に座る茶道を椅子に腰かけて行なえる様に
考案された様式の事です。
馴染みのない方々にも
体験して貰いたい、広めたいという考えから、
座って点てる立礼の手前が生まれたと
言われています。 -
そして直心とは、
真っすぐな心・素直な心・真実に合った心など、
多様な精神性を表しています。
初代曽我氏が
「自分自身がそうでありたい」という姿勢を
屋号に投影し選んだ言葉です。
バーテンダー
川瀬 宏旭
- サラリーマン時代、上司に連れていって
もらったバーで飲んだカクテル。
その衝撃が忘れられず、それ以来会社帰りや
休日にいくつものお店を回り、
それぞれの雰囲気・人・知識に触れてきました。 -
そんな頃、ありがたい事に勤めていた会社から
昇進の話をいただきましたが、
その頃には転身の気持ちが膨らんでいました。
「昇進の話を受けてから転身するとなると、
会社にも迷惑を掛けてしまう」。
そう思い立ち、二十二歳でバーの世界に
飛び込みました。 -
「こんなカクテルどうやって思いつくの?」
なんて聞かれる事もあります。
昔は喫茶店がやりたかったはずなのですが、
今では喫茶店に行っても、「あれ…これとこれ、
カクテルに落とし込んだら…」なんて常に
考えているんです。
人生に寄り添う一杯
-
最近キャンプを始めたんですが、
これこそ「究極のインドア」だと思っています。
焚火の前でぼんやりとしながら
好きなお酒を一口含むと、
ゆっくり身体に染み渡っていき、
自然と呼吸が深くなるんです。
正に“ 自分の時間を味わっている” という
感覚に包まれます。 - 直心で過ごす時間は、
そんな感覚に近いものにしてほしい。
あっという間に過ぎる日々には、
嬉しい時もあれば、
打ちのめされる時もあると思います。
そんな日は、ぜひ当店にお立ち寄りください。
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